地方の賃貸住宅事情を理解する

地方で開業する場合、理想は自宅開業が望ましいです。

その理由は、駐車場と費用の問題をクリアできるからです。

私のように、理由があって、事務所を借りる場合にはいくつか注意すべきことがあります。

この話は、個人で賃貸物件を探す時にも役に立つと思います。

まず、木造住宅の物件は、自宅より制約が多いです。

何かする場合、管理会社に報告して大家さんの許可が必要です。

黙ってやると、退去時にトラブルになる場合があります。

都内で物件を借りる場合と比べれば、問題は少ないかもしれません。

しかし、不要なトラブルは避けるべきです。

次に、のどかな一戸建ての建物を借りる場合に注意することがあります。

不動産屋のチラシを見ると分かるのですが、「町内会」の入会が求められることがあります。

これがあったら、本当にそうなのか、不動産屋に確認してよく考えましょう。

「町内会」に入ることで、ストレスが溜まると思う人は、やめておきましょう。

さらに、一戸建ての建物を借りる時に問題になるのは、外の草刈り作業をやるしかないことです。

今の時期、放置しておくとあっという間に雑草が生い茂ります。

草刈りに慣れていない人は、ここで挫折します。

草刈りは機械を使えば簡単という人も、甘いです。

個人の住宅なら、刈り取った草を脇に置いても問題ありません。

しかし、賃貸物件でそれをやると、近隣の家とトラブルになるおそれがあります。

刈り取った草はどこかに片づけないといけません。

田舎暮らしに慣れた人じゃないとかなり苦労することになります。

三大都市圏の賃貸物件に住み慣れた人が、それ以外の場所で暮らすには様々な制約があります。

管理会社や行政だけでなく、困った時に頼ることができる地元の人と知り合いになることが、地方で暮らす必要条件になります。

都市で暮らす時もそうですが、人は一人で生きていくことはできないのです。

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