行政書士試験合格者が他の資格試験の勉強をする理由とは

行政書士試験に合格するには、宅建試験とFP2級試験に合格して挑むのが最短コースです。

過去、私が複数の資格試験に挑戦し、そこで得た結論です。

そもそも行政書士試験には、大学の教養課程で問われる知識も出題されます。

他の資格試験と異なり、実務と直結していません。

もちろん勉強を通じて難しいことを考え、そこから得られるものは大きいです。その意義は認めます。

ただ、最速最短で実務家になりたい人には向いていないのです。

それに対して、仕事に直結する宅建やFP、社労士などの試験は、実務と直結した問題が出題されます。

だから、試験を通じて実務で使える知識が身につくのです。

そのため、行政書士試験に合格した後、合格者だけでなく開業をしている先生も含め、他の資格試験の勉強をしているとSNSやブログで多く見かけます。

それなら、実務家の資質を問う資格試験に合格してから、行政書士試験に挑戦すると良いのですが、それに気づかないのです。

私もその一人です。そのことに後悔していませんが、無駄な時間は費やしたと反省しています。

もし資格試験の合格で人生を変えたいと思っている人は、その資格が本当に必要なものか、よく考えて取り組んで欲しいです。

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