相続人が兄弟姉妹の場合、「出生から死亡までの戸籍」を求められると、亡くなった方だけでなく、両親の戸籍も取り寄せる必要があります。
この作業は、個人でやるとかなり負担になります。
個人差が激しく、実際にやってみないと分からないのです。
特に母親の戸籍を取り寄せる場合、注意が必要です。
具体的には、結婚する前に入っていた世帯主の祖父の戸籍が問題になります。
私の場合、他界した母の戸籍を取り寄せると、長野県までさかのぼることになりました。
祖父はその地域の出身で、長男として強い思いもあり、本籍地にしていたからです。
それが分かった時、「本籍地」がどこにあるのか、それが大切だと感じました。
それぞれの事情があるのですが、私は残される方のことを考え、決めたいと思います。
こういうことがあるので、兄弟姉妹の相続は大変なのです。
そういう経験から、遺言書を書くのはともかく、エンディングノートは書こうと思い、その作業をしています。
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